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◆抱えきれぬ想い◆

4:慟哭、そして哀悼


◇Rufeir
「あー食った食った」
「ルーちゃんご馳走さまー」
「あ、こら、てめぇら後片付けしろっ! つか、作ったの俺だっ!」
 にぎやかな声が響く。いまちょうど、みんなで夕食を食べ終わったところだ。
 クラス分けのテストが終わったのはだいぶ前だけど、休みがあと二日の今ごろになって、ようやくあたしのクラスが決まった。
 聞いた話じゃ、ずいぶんモメたらしい。飛び級がどうとか、教官が言ってた。
――でも飛び級って、なんだろう?
 飛ばされて違うところへ行くのはイヤだから、イマドと同じクラスがいいと、言ったのだけど。
「あ、ちょっとキミ、何やってんの! そのケーキはルーフェイアのなんだから」
「えー、持ってっちゃダメっすか?」
「ダメっ!」
 飛び級がイヤならと、あたしはAクラスになった。思ってたより、いい加減な決め方だ。
 けど話を聞いたロア先輩はとても喜んでくれて、しかもなぜか「お祝いをする」ってことになって、それをしてたとこだ。
 この学院、クラス分けが決まるとお祝いする習慣があるらしい。
「ルーフェイア、このケーキここにしまうよ」
「あ、はい」
 最初は部屋で先輩と二人の予定だったのだけど、気がついたら人数が増えてた。エレニア先輩が来て、イマドも来て、その友だちもついてきて、ご飯が足りないからってイマドが作ってくれて、先輩も買出しに行って……。
 こういうのが「学校」なのかな、と思う。なんでお祝いになったかは今も分からないけど、みんなで集まって騒いで食べたりは、けっこう楽しい。
「ほらキミたち、そろそろ出てってくれないかな。ボクが怒られるから」
「へいへい」
「ルーちゃん、またねー」
「ロア、私も戻るわね」
 急に静かになった。
「大騒ぎだったねー。おいしかったけど」
「はい」
 最後に残ったものを二人で片付けて、やっとぜんぶ終わる。さっきまでの陽気さがいっしょに消えた気がして、ちょっと寂しかった。
「さ、今度はいつものやろうか?」
「……はい!」
 急いで自分の魔視鏡の前に行って、準備をする。毎日少しづつ教わるこれは、とても楽しみだった。
「あー、もしかしなくても、明日で休み終わりだっけね。そうするとゆっくりやれるの、今晩くらいかな?」
「ですね……」
 きちんと授業が始まったら、そうそう夜更かしはできない。遅刻したら減点されてしまう。
「そしたらさ、今日はホントにやってみる? ルーフェイアももう、校内なら少しできると思うんだ」
「え、でも……」
 本当のことを言うとやってみたいけど、怖かった。なにしろやっているのは、見つかったらタダじゃすまないものだ。だから失敗できない。
 でもあたしの腕じゃ、何かヘマをする可能性が高かった。
「あはは、ルーフェイアは慎重だねぇ」
 ロア先輩が明るく笑う。
「だいじょぶ、ボクが後ろついてって、フォローするからさ」
「あ、それなら……」
 気持ちを落ち着けて、教わったとおり始める。
 まず全体の構造を見て、どこが動いてるかをチェックして……。
「そうそう、そこ気をつけて。ほら、足跡残してるよ」
「え? あ!」
 通信網上に残る痕跡を消しながら、ひとつひとつ教わったとおりやっていく。
――あれ?
 気になるものを見つけて、もう一度画面を確認したけど、間違いなかった。
「あの、先輩、これ……」
「学院長の魔視鏡だね。この時間に動いてるなんて、珍しいや」
 先輩が言うには学院長、こういった新しい道具は苦手らしい。だから仕事をしている昼間はともかく、夜になると早々に止めてしまうんだそうだ。
「止め忘れかな? 見てみよっか」
「あ、はい……」
 ちょっとだけ気が咎めながらも、石の中の記録を覗いてみる。
「ガッコの資料ばっかだなぁ。たいした物ないね」
 なんだかほっとする。やっぱりこういうのには、あたしは向いてないのかもしれない。
「学院長も大変だね、こんなくだらないことまで訊かれるんだ。こんど会ったら、親切にしとこっか」
「ですね……」
 本当に細かい雑務から院の方針、果ては学院生が起こした不祥事の後始末まで、ありとあらゆることが山盛りだ。
「どうする? も少しやる?」
「え? あ、いえ、今日はもう……」
 なんだか疲れてしまって、これ以上続けられそうになかった。前線にいるほうがまだ楽だ。
「そだね、こういうの最初、すっごい疲れるし。
――あ、最後にこれだけ見てこっか」
 あたしの代わりに先輩が操作して、記録の一覧が現れる。
「これ……伝言書?」
「そそ。でもこっちも、たいしたもんないね」
 言いながら先輩が、一つの伝言に目を留める。
「これ、ルーフェイアのことだよね」
「え?」
 驚いて表題を見ると、たしかにあたしの転入に関することらしい。
「なんだろ〜」
 興味津々という表情で、先輩が中身を開く。
 イヤな予感がした。

◇Loa side
 ルーフェイアが緊張した表情で、ひとつひとつ操作をこなしていくのを、ロアは隣で眺めていた。
 まだたどたどしい部分もあるが、初めて間もないことを考えると、上出来と言っていいだろう。むしろこの短期間で、よくここまで覚えたと感心する。
「そうそう、そこ気をつけて。ほら、足跡残してるよ」
「え? あ!」
 言われて慌てる後輩が、可愛い。
 だがあるところで、その動きが止まった。
「あの、先輩、これ……」
 どうしよう、という表情で訊いてくる。
「学院長の魔視鏡だね。この時間に動いてるなんて、珍しいや」
 学院長は年のせいか、この手のものはあまり使わない。だから、夜になってまで動いているのは、稀だった。
「止め忘れかな? 見てみよっか」
「あ、はい……」
 ルーフェイアがちょっとためらってから、開く。
 そのようすに、この子はこういうことに向いていないのかもしれない、とロアは思った。なにしろ素直でおとなしい性格だ。攻撃的なことにはどうしても、しり込みしてしまうのだろう。
 だがそういったことは、取り返しのつかない事態を招くことがある。
 何か考えてやったほうがいいかもしれない、そんなことを思いながら、ロアはざっと記録の一覧をを斜め読みした。
「ガッコの資料ばっかだなぁ。たいした物ないね」
 もう少し何かあるのではと期待していたが、みごとなくらいに期待はずれだ。
「学院長も大変だね、こんなくだらないことまで訊かれるんだ。こんど会ったら、親切にしとこっか」
「ですね……」
 どうでもよさげな雑務から院の方針、そうかと思えば学院生が起こした不祥事の後始末まで、まさしく何でもありだ。
 どちらにしても収穫なしと判断して、ロアは手を止めた。
「どうする? も少しやる?」
「え? あ、いえ、今日はもう……」
 ルーフェイアのほうも初めての経験で、そうとう神経をすり減らしたようだ。そろそろ潮時だろう。
「そだね、こういうの最初、すっごい疲れるし。
――あ、最後にこれだけ見てこっか」
 何の気なしに、見つけた一覧を開く。学院長が外部とやり取りした、記録の一覧だ。
 こういうものは機密情報は期待できないが、ちょっと笑えるようなものがよく混じっている。
「これ……伝言書箱ですか?」
「そそ。でもこっちも、たいしたもんないね」
 予想に反して、事務的な連絡ばかりだ。私的なやり取りは、ここではやらないようだった。
 だが。
 とある行で、ロアは予想もしなかったものを見つける。
「これ、ルーフェイアのことだよね」
「え?」
 表題は「本校特別入学の件について」。日付などと合わせて考えると、ほぼルーフェイアのことに間違いないだろう。
「なんだろ〜」
 興味津々、面白半分で記録を覗く。
 中身は思ったとおり、ルーフェイアに関することだった。だがこの学院内や分校ではなく、誰か学外の人間――おそらくルーフェイアの両親――に宛てたものらしい。
 さすがにこれはまずいと、ロアは記録を閉じかける。
 が、その瞬間目に入った文字に、釘付けになった。
 隣にいる少女の名の、フルネーム。ロアには名乗らなかった、本当の姓。
――ルーフェイア=グレイス=シュマー。
 今までどれほど探しても見つからなかった、敵の名。
「なるほどね。キミがシュマーの娘だったんだ」
 ロアが立ちあがった。
「そう言えばこの間、『よく砲声が聞こえるところにいた』って言ってたもんね。他にもいろいろ。
――ボクもバカだな。なんで気づかなかったんだろう?」
 思い返せば、何度もそれらしいものは、あったのだ。
 言動のあちこちで、少年兵あがりなことを匂わせていた。事実、桁外れの戦闘力だった。何より、両親が健在ながら前線へと出る子供。ふつうならあり得ない話だ。
 それなのに疑わなかったのは……外見と性格とに騙されたからだ。
 小柄で、折れそうに華奢な美少女。
 おとなしく、すぐ泣き出す性格。
 かのシュマーの人間というなら、もっと猛々しいものだと思い込んでいた。
 いずれにせよ、敵は見つけた。
 ロアの瞳に危険な光が宿る。
 何かを感じ取ったのだろう、少女がうろたえながらも身構える。
「あの……?」
「死ねっ!」
 問答無用とばかりに、ロアが手近にあったペーパーナイフを投げつける。
 たかがペーパーナイフとは言え、これは金属製でしかもそれなりの重量だ。投げ方によっては十分凶器になる。
 正確に少女の眉間へと向かって、至近距離からナイフが飛ぶ。
 だがルーフェイアのほうも、それで決めさせたりはしなかった。
 放たれた凶器を戸惑った表情をしながらも、一瞬のうちに腕をかざして防ぐ。
 にぶい音がしてナイフが少女の腕に突き立った。細いとはいえ鍛えられた筋肉と骨とは、その程度では砕けない。
 が、それでも一瞬の隙が生まれる。
 逃さずロアは間合いを詰めた。同時に強烈な蹴りを繰り出す。
 それをルーフェイアは、ふわりと身体を入れ替えただけで避けてみせた。
(――さすがに、シュマーの人間なだけあるかな)
 生半可な攻撃では仕留められそうにない。
「先輩?」
 可愛らしい顔に困惑を浮かべながら、少女が問う。まさか彼女も、いきなり攻撃されるとは思っていなかったようだ。
「可愛い顔して、とんだ悪魔だよね!
 キミたちのおかげで、ボクの家族は全員死んだんだ!!」
「え……」
 ルーフェイアの動きが止まった。
 すかさずロアが跳びかかる。
 そのまま組み敷いて、細い首に手をかけた。
 悲しげな表情。
 だが構わず、ロアは少女の首を締め上げる。
 妹と同い年の少女。
「これでひとつ、貸しを返してもらう!」

◇Rufeir
 あたしたち――シュマーのせいで家族が全員死んだ、そう、先輩が叫んだ。
 どう答えたらいいのかわからなくて、一瞬動きが止まる。
 その隙を、先輩は逃さなかった。
 たちまち組み敷かれる。
 先輩の手が、あたしの首にかかった。
「せんぱ……どうして……」
 思わずそう言ったけれど、先輩は聞いてなんかいない。そのまますごい力で締め上げてくる。
 振りほどこうとしたけれど、片腕がやられていてどうにもならなかった。
 息が詰まる。
――母さんの言ったこと、正しかった。
 心配そうだった、母さんの姿を思い出す。
 シュマーはどこで恨みを買っているかわからない、別れ際にそう言われた。
 もちろんそれはあたしも承知している。うちは代々人殺しをしてきたのだから。
 先輩の家族も、誰かシュマーの人間が絡んだ話で死んだんだろう。もちろんあたしじゃない。けど、外の人間から見たら同じことだ。
 それにあたしの手だって、今でも十分血に染まっている。
 結局、あたしがバカだったのだ。
 亡霊たちの言うとおり、あたしの生きる場所はあの地獄しかない。それなのに、のこのこ出てきたのだから。
 だいいちあたしさえいなければ、シュマーの人間でも、死なずに済んだ者がかなりいる。
――あたしさえいなければ。
 もう、抵抗する気もなかった。

◇Loa side
「これでひとつ、貸しを返してもらう!」
 叫ぶロアの身体の下、すでにルーフェイアは声も出せない。
 さらに腕に力を込める。
 骨を砕こうかという勢いで。
 が、その時。
――お姉ちゃん、やめて!
(え?)
 懐かしい声を聞いたと思った。
 同時に、ブレスレットにして身に着けていた、妹の形見が光りだす。
 そして唐突に、周囲の情景が変わった。
 音はなく、映像だけ。
(なにこれ……?!)
 どうやら戦場のようだった。だがロアが知る故郷の街ではない。どこかもっと別の、森の中だ。
 そこに、青年と少女がいた。
 青年のほうに見覚えはない。だが、少女のほうは――。
(ルーフェイア?)
 間違いない。
(なんなの?!)
 ロアが戸惑っているうちにも、状況は変わっていく。
 青年が何事か叫んで、ルーフェイアのほうへ走り寄った。
 少女もその声に振り向き、ぱっと身を伏せる。
 高位の炎魔法が炸裂した。
 青年がまともにそれを食らって、文字通り焼かれて倒れる。
 起き上がりかけたルーフェイアが泣きながら何か言い、それにかすかに青年が答えた。
(ちょっと待ってよ! どうしてこんなもの、ボクが見なくちゃならないのさ!!)
 妹を、家族を見殺しにした連中なのだ。
 だが――。
(ボクと、同じ……?)
 目の前で近しい人を傷つけられて涙する彼女は、立場は違っても自分と同じだった。
 いや、同じではない。
 あの時の自分はただ呆然としているだけでよかったが、彼女の置かれた状況はもっと厳しかった。
 唇をかんで立ちあがり、青年に背を向ける。
――生き延びるために。
 おそらくいま手当てをすれば、青年は命だけは助かるだろう。だがそうすればその隙に攻撃を受け、今度は二人とも死ぬことになる。
 だから、見捨てた。
 声は聞こえない。なのにルーフェイアの、とても言葉では現せない心が響く。
 魂を引き裂かれるかのような慟哭。
 だがそれを、歯を食いしばって耐えている。
 森を抜けるルーフェイアの目の前に、いくつかの人影が立ちはだかった。
(――うちの傭兵隊?)
 見間違えようのない、あの制服。
 そこへ少女は容赦なく突っ込む。
 相手が子供なので油断していたのもあったのだろう、瞬く間に二人が刃の餌食になった。
 さらに最後の一人を、たちまちのうちに切り伏せる。
 嘆きながら。
 己の運命を呪いながら。
 それでも彼女は太刀を振るう。
 その心が叫ぶ。
――どうして!
 それは八年の間、ロアが叫びつづけてきた言葉と同じだった。
 どうして家族は死ななければならなかったのか。
 どうして自分だけ生き残ったのか。
 どうして――。
 ふっと、周囲が元に戻った。
(夢……?)
 どちらにせよ、一瞬の出来事だったらしい。まだロアの手は、ルーフェイアの白い首を締め上げていた。
 ブレスレットの石は、まだ淡い光を放っている。
 少女と目が合った。
 そこにあったのは、恐怖でも悲しみでもない。
――どこまでも深い、絶望。
 その絶望した瞳から、涙がこぼれる。
(どっちも、地獄か……)
 ロアはそっと、手を離した。
「……ごめん」
 その言葉に、少女は咳き込みながら首を振った。
 さらにしばらく咳き込んで、やっとかすかに声を出す。
「あたしが……いけないんです……。血に染まった手で……夢を叶えたいなんて……」
 ロアが回復魔法をかけてやると、彼女はようやく咳き込むのを止め、涙に濡れた顔を上げた。
「ルーフェイア……」
 彼女が、そして自分がその手に握り締めるものは、希望ではなく絶望。
「あたしみたいな人間、戦場の外に、出たらいけなかったんです。
 生き延びるんじゃなかった。死んじゃえばよかった……」
 その同じ言葉を、自分も何度繰り返しただろう?
 だから、言えた。
「――そんなこと、ないよ」
 殺す側と殺される側、結局どちらも違わなかったのだ。
 理不尽な状況に放り込まれ、振り回され、ただひたすら生き延びるのに精一杯だった。
 選びたくても、選ぶ余地さえなかった。
「ボクも辛かったけど、ルーフェイアも辛かったね……」
 泣きじゃくる少女の頭をなでてやる。少なくともこの子は、悪くない。
 どのくらいそうしていただろう?
 ようやくルーフェイアが泣くのを止めた。
 その彼女に、しばらくためらってから尋ねる。
「あのさ……キミはこれで、いいの? 学院にいたら、また……」
 戦わなくてはならない、その言葉は言えなかった。だが察したのだろう、ルーフェイアがあまりにも悲しい微笑みを見せる。
 瞬間、ロアは悟った。
 この子は――つかの間の夢を見に、ここへ逃げてきたのだと。
 シュマーという家が、少女に何かを強いている。けれどこの子はそれから逃れたくて、なのに逃れることは出来なくて、今だけでもとここへ来たのだ。
 なぜこの子を学院長がルールを無視し、直接ここへ入学させたのか。その疑問も氷解する。
「ばか」
 ロアはルーフェイアを抱きしめた。
 ならばせめて、ここに居る間だけでも、その手に握るのは希望にしてやりたい。笑顔でいさせてやりたい。
「ひとりで抱え込んだら、ダメなんだよ」
 ロアの言葉に、再びルーフェイアの瞳から涙がこぼれた。
 もし妹が生きていれば、こんなふうに腕の中で泣いただろうか?
 いずれにせよ、傷ついた心でまだ立とうとする彼女が、いとおしかった。
 どれほど辛かっただろう? どれほど苦しかっただろう?
 同じ苦しみを味わった、自分と少女。
 腕の中で泣く彼女のぬくもりを感じながら、ロアは心に決める。
 たった二年で命を終えてしまった妹への、哀悼の意味も込めて。
――ボクが、姉さんだよ。


Fin


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◇あとがき◇
最後まで、ありがとうございました。感想等をいただけたらとても嬉しいです。
なお連載はしばらく続きますので、これからも見にきてくださるとうれしいです。

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